生駒郡法隆寺の歯医者|U Dental Clinic 生駒郡法隆寺院
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予防歯科

クリーニングについて
(スケーリング)

クリーニングについて

虫歯や歯周病などお口の病気のほとんどはお口の中のばい菌が増殖する事が原因で起こります。歯をクリーニングする事で菌の数を減らし口腔内を清潔にする事はもちろん、病気の予防、口臭の予防効果にも繋がります。1~3か月に1回クリーニングにくる事はQOL(生活の質)を向上させ、人生を豊かにしてくれるものと考えています。それと同時にホワイトニングもしていけば白い歯をキープし続ける事も可能です。

クリーニングの流れ

  1. 説明 まず口元や歯の汚れ、虫歯等を確認し、プランを立て状況をお伝えします。
  2. 歯茎の検査 現段階の歯茎の状態の検査を行い、歯周病や歯石・歯垢、出血、膿の有無の確認、
    磨き残しがなく健康であるかチェックします。
  3. 歯石除去 歯科の超音波スケーラーや手用スケーラーを用いて歯石を取ります。
  4. 着色除去 専門の歯科機器で着色除去クリームを塗って取ります。
  5. 細かい汚れを取り除く 超音波ブラシ等を用いて細かな汚れを洗い流します。
  6. 仕上げ磨き 艶出しクリームを使用して、歯に光沢を出します。歯と歯の間には歯間ブラシ、フロスで清掃します。磨き残し場所や出血部、良くなっているとこや悪くなっている点をお話しして今の状態から今後の目標を共有していきます。
  7. ドクターチェック ドクターによる確認により完了となります。

定期検診の通院頻度について

定期検診の通院頻度について

定期検診で歯医者にどのくらいの頻度で通院するのが良いかというと、それは現在の状態によってもかわり以前に歯周病になったことがあるかどうかが一つのポイントとなってきます。

以前歯周病になったことがある人は、良くなったり悪くなったりしやすい為、1・2・3か月の検診をその時の状態に合わせて決定します。

1か月検診

歯周病が重度だった既往がある方は、歯の根っこの露出が多く、ご自身でブラッシングができないところも出てきます。その場合はブラッシングの状況を説明しながら適切なブラッシングができ、状態が安定するまで1か月に1回の定期検診をお勧めしています。
歯周病が軽度だった方でも、今までは問題なくきていたが急に歯ぐきが腫れ痛くなったり、歯ぐきが下がり歯の根っこの露出が増えてきて虫歯になりそうな箇所が増えた場合にも一旦様子を見させてもらう為、一時的に1か月検診を行う場合もあります。
綺麗なお口の状態をキープしたい方にも、1か月に1回の検診をお勧めしております。着色がない状態ですのでいつもピカピカの状態になります。ホワイトニングをされる方に多くいらっしゃいます。

2か月検診

普段は3か月検診の方でも虫歯や歯周病の兆候が出ている場合には2か月検診をお勧めしております。
3か月という期間は健康な状態ならちょうどよい検診期間ですが、3か月もあれば虫歯や歯周病になるには十分な時間な為、早めの検診をお勧めいたします。状態が安定すれば、通常の3か月検診になります。

3か月検診

状態が良く、健康な方は3か月検診がお勧めです。例え健康で、歯ブラシをしっかりしている方でも目の届かないところで歯垢や歯石は堆積しているものです。
3か月検診であれば、歯石がまだ硬くなく容易に歯科用機材で除去することができる為、痛みや不快な治療とはなりにくいでしょう。
3か月に1度の検診を生涯続けているとQOL(生活の質)が上がり、生涯歯科治療費と歯の寿命が格段に伸びるといった研究報告の例もありますので、ぜひご活用くださいませ。

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシについて

正しい歯ブラシの使い方、
ブラッシングについて

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシについて

一般的に「スクラビング法」といわれるブラッシング方法が汎用性があり、おすすめです。
前歯は歯ブラシを水平に毛先が軽く曲がる程度の圧であて、歯肉の中に入っている間隔を感じながら1本ずつ小刻みに動かしながら磨いていきます。
奥歯は歯ブラシを歯と45度になるようにあて、歯肉の中に入っている間隔を感じながら1本ずつ小刻みに動かしながら磨いていきます。ポイントとして歯と歯茎の間にブラシを入れることで見落としやすい歯垢をしっかり除去することができ、口臭予防にもなるでしょう。歯周病予防にも繋がります。

歯ブラシの持ち方は必ずペングリップ(鉛筆持ち)で行うことが大切です。歯ブラシを握って磨いてしまうと、ブラッシング圧が強すぎて歯や歯肉を痛める(削れる)原因となってしまいます。
「歯を磨く」というと、歯の表面ばかりに歯ブラシを当ててしまいがちになりますが、それでは歯の表面の虫歯予防にはなっても、歯肉の下にある歯垢を取らなければ歯周病の予防にはなりませんので注意が必要です。
また、歯ブラシを当てて歯肉から出血がある人や、少し痛いなと感じる方は注意が必要です。歯周病の可能性がありますので歯医者さんで相談することをお勧めします。

フロスって何?

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシについて

糸状の歯の清掃器具で歯と歯の間の非常に小さな隙間でも通すことのできる非常にすぐれた予防ケア用品です。

フロスが必要な理由

歯ブラシを上記の方法でちゃんと磨いていてもどうしても歯ブラシの毛先が届かない場所があります。それが歯と歯の間です。
治療時によく見かけるのが歯の表面はよく磨けているのに歯と歯の間にだけ歯石が付いている患者様です。こういった方は見た目がキレイなのに口臭、歯周病予防が出来ていないので非常にもったいないです。必ずフロス等を用いて歯と歯の間もしっかりと磨いてあげましょう。

正しいフロスの使い方

歯と歯の間にゆっくりと入れた後、歯をこすりつけるように磨きます。
両サイドの歯に対して4~5回のストロークが適切です。
ただ、注意点として詰め物や被せ物がたくさん入っている方は、フロスを下から上に引き抜いてしまうと引っかかってしまう場合があり、詰め物、被せ物が外れてしまいます。なるべく柄のついていない糸を巻き取るタイプのものを用いて、歯に通して横からすり抜けさせると理想的です。
詰め物、被せ物があまり入っていない方は、柄付きの糸ようじがセルフで行う場合は手軽でおすすめです。

歯間ブラシって何?

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシについて

主に歯と歯の汚れを取り除く歯科清掃器具の1つです。

歯間ブラシが必要な理由

ブラッシング時に磨いていてもどうしても歯ブラシの毛先が届かない場所があります。それが歯と歯の間です。歯の表面はよく磨けているけど歯と歯の間にだけ歯石が付いている患者様が治療中によく見かけられます。こういった方は見た目は美しいですが口臭、歯周病予防が出来ていないので非常にもったいないです。必ず歯間ブラシ等を用いて歯と歯の間もしっかりと磨いてあげましょう。

正しい歯間ブラシの使い方

歯間ブラシを使う際の注意点でサイズの確認が必要です。少し抵抗があるが、すっと入るサイズの歯間ブラシが適正サイズです。入らない方は無理には入れずに、歯間ブラシのサイズを小さくする、フロスを使用するようにしましょう。

歯と歯の間を4~5回くらいストロークさせましょう。この時、ストロークの角度を真ん中・前から・後ろからの3つの角度から行うと、より効果的です。

PMTCについて

PMTCとは歯の専門家による専門器具を使用した歯のクリーニングのことをいいます。歯科専門の機材がなければ完璧に歯の汚れを落としきれないことからこの言葉が作られました。

  • 超音波のチップ
  • 超音波のブラシ
  • ハンドスケーラー
  • 歯面の艶出し材

歯科衛生士が上記のような専門の器具を用いて行います。ご自宅で歯ブラシを行うのと比べると、ツヤの出方の質が大きく異なるのが一番の特徴でしょう。

PMTCが必要な理由

歯の表面がつるつるになると、非常に汚れが付きにくくなります。でこぼこしたものとつるつるしたものでは表面積が圧倒的に違うので、汚れも付きにくくなり、セルフメインテナンスも非常に楽になるでしょう。

PMTCの流れ

  1. 汚れの除去 食査や歯石など大きな汚れを取ります。
  2. 濃い色の着色除去 濃い色の着色を超音波スケーラー等を用いて除去します。
  3. 薄い色の着色除去 薄い色の着色を粗めの歯磨剤(高濃度フッ素配合)と超音波ブラシで落とします。この時点でも着色はない状態です。(歯の表面は通常の状態)
  4. 薄い色の着色除去 薄い色の着色を粗めの歯磨剤(高濃度フッ素配合)と超音波ブラシで落とします。この時点でも着色はない状態です。(歯の表面は通常の状態)
  5. 仕上げ磨き 中くらいの粗さの歯磨剤(高濃度フッ素)で光沢を出していき、最後に細かい粗さの歯磨剤でさらに光沢を出して完成です。